「話って何…?用があるから、出来るだけ手短にして欲しいんだけど…」


そう、静かに話すと私が空太くんのロッカー靴に入れたはずの手紙を、ピラピラさせた


「そっ、それ!」


なんで?なんで…空太くんのロッカー靴に入れたはずなのに…


「つぅか、これってアレだよな…?」


アレ…そう、告白…の事でしょ

一秒でも早く誤解を解かないと!


「あっ、あの!」
「付き合ってやっても良いけど…お前、結構可愛いし…」


私の言葉を遮るように
"佐伯くん"は答えた