握りしめたラブレターは、自分なりの精一杯の可愛い字で書いた


「ふぅ…」


気持ちを落ち着かせる為に一呼吸をした


生まれて初めての恋だったから
フラれても構わない…この気持ちはきちんと伝えたいと思った


佐伯くんの靴箱の前に立ちさらに深呼吸して靴箱のロッカーを開け無事、ラブレターを入れる事が出来た


後は明日、頑張るだけ…

そう自分に言い聞かせた