高介は、 「考えたことあるってのはつまり、 「不思議」ってことなんだ。」 真冬が「どうして?」と 言いそうになったが、 高介が先に口をはさんだ。 「空は不思議だ。 空をたどっていくと いずれ空は「宇宙」に変わるし、 それになぜ晴れて、なぜ曇るのか。 いろいろわからないことがある。」 「・・・・・。」 二人は黙っていた。すると高介が、 「まぁ、、、なんか悪い。 賢人が教えてくれた悪知恵使ってみるわ。」 そして俺はそのまま家へ走って帰った。 その後の二人は知らない。