キズだらけのぼくらは



そんな私も、こんなに醜かったのかな?

妬みがあらわになった鋭く怖い瞳、力がこもった骨ばっている拳、牙をむくように見せられている歯。

委員長の体のそこかしこから憎しみが溢れているみたいだった。

周りの人間なんて絶対に寄せつけようとしない。

まるで、野生の獣みたいに殺気立っている。

本当に、誰一人として信じていないんだ、信じようともしていないんだ。

すると、委員長が私の眼差しに気づき、顔をこちらに向けて鋭い視線を突き刺してきた。

でも私は静かに見返す。

別に怖くはなかった。

ただ、そのまっ黒な目を見ていたら自分の胸が痛くなって、思わず胸元のセーターを掴んでいたの。

委員長は、鏡に映った私そのものに見えて……。

憎しみと悔しさで歪んだ顔と心が、あわれに見えたんだ。