キズだらけのぼくらは



泣いている結愛の背中が小さく丸まっている。

そして、怯えるみたいに震えていた。

私は遠くを見据える。

私たちがどんな状況にあろうとも、空はまっ青で清々しいくらいに空気は澄み、遠くの山まで鮮明に見える。

特に遠くて大きい山は、そこにどんと居座り穏やかな青紫色をしていて、残酷すぎるくらいに綺麗だった。

私には居場所もないのに……。

ブログは今日も炎上がおさまってはいなかった。

学校のヤツらだけではなく、常連までもが手の平を返すように嫌味を書いていく。

思い出すのもイヤで、私はギュッと瞼を閉じた。

学校のヤツらの書き込みぐらいで、離れていく常連が腹立たしい。

私が騙していたことは真実だけど、名も知らないヤツの書き込みを常連も鵜呑みにする。

ももたんももたんって騒いでた時のことなんか、もう簡単に忘れているんだ。