神宮寺副社長の目には私が映っていない。



唯の清掃員の女の子なんて…どうでもいい存在。



高嶺の花だって十分…わかってる。



でも、好きになってしまったーーー・・・



このキモチは今更…消せない。



私はマスクを付け、オフにした掃除機のボタンをオンにする。