1階と2階が婦人服フロア。1階はカジュアルな服が陳列され、オフィス用の服は2階のフロアに陳列されていた。
私たちは階段を上がって2階のフロアに足を踏み入れる。
「お前の好きな服を選ぶといい」
「でも…」
私が口ごもると頼さんは怒った。
「時間がない。早くしろっ!」
「はい」
彼の苛立った声に驚きながら、返事をして服を漁った。
桁違いな値段ばかりの服に戸惑う。
私は服を見ながらチラッと頼さんを盗み見る。
彼の黒い瞳がジッと私を見つめていた。
「値札は気にしなくていい」
「あ、はい」
頼さんが私に近づいてきて耳許で囁く。
私を追い詰める態度のような頼さんに鼓動はドキドキ。
私ってMかもしれないーーー・・・
私たちは階段を上がって2階のフロアに足を踏み入れる。
「お前の好きな服を選ぶといい」
「でも…」
私が口ごもると頼さんは怒った。
「時間がない。早くしろっ!」
「はい」
彼の苛立った声に驚きながら、返事をして服を漁った。
桁違いな値段ばかりの服に戸惑う。
私は服を見ながらチラッと頼さんを盗み見る。
彼の黒い瞳がジッと私を見つめていた。
「値札は気にしなくていい」
「あ、はい」
頼さんが私に近づいてきて耳許で囁く。
私を追い詰める態度のような頼さんに鼓動はドキドキ。
私ってMかもしれないーーー・・・



