俺は椅子に座った。



「ここに座れ…深幸」



「えっ?」



「十字架の前で永遠の愛を誓ったクセに…俺はお前のコトをよく知らない…」



俺は深幸を自分の膝に座らせる。




「よ、頼っ?」




俺は左の指先を深幸の黒髪に毛先に絡める。




「…これから時間はたっぷりある…俺にもっとお前を教えてくれ…深幸」





    END