義父は本気で私を静岡に帰す気だ・・・ 嫌だ嫌だ嫌だやだっやだっ・・・ あんな悪魔みたいな男の元になんて戻りたくない… 頼に口止めなんてしなきゃよかった。 おねぇちゃんを傷つけまいとあの時は思ったけど… 「何してる?ここは男子トイレだぞ」 「えっ!?」 タキシード姿の頼が立っていた。 「私…式には出れない…」 「でも、お前は花嫁の介添え役だろ?」 「…あいつが来てるのよ!!」 「あいつ?」