晃さんの切実な声が部屋中に響いた。



私は話してはいけない相手に話をしてしまった。


後悔したーーー・・・




「私…もう一度…頼さんと真剣に話してみます」



「…深幸ちゃん…」




「…私だって結婚するからには…離婚なんてしたくありません」




「・・・」



神様を欺きたくはないーーー・・・