「紹介しよう…彼女は私の茶飲み友達の麻生深幸ちゃんだ。頼お前…今度、デートするそうだな」 「!!?」 神宮寺副社長が社長の言葉に眉間にシワを寄せる。 「へぇ~っ」 秘書の滝口さんは冷やかしの口笛を吹いた。 「何かの間違いですよ…俺と彼女は…」 「まぁ…これから大切な話をする。座れ…頼」 神宮寺副社長は社長に命令され、応接のソファに座った。