迷えば、いつもここに来る。



日曜日のオフィス街は休日とあって閑散としていた。



ビル群たちを囲むように作られた公園。




リーマンたちの休息場所。


俺にとってはアイデアを練る場所だった。



緑の木々と茂みに囲まれた濃いグリーンの三角屋根のガゼボ。


木漏れ日が屋根に反射してキラキラしていた。



深幸には仕事だと嘘を言って一人でやって来た。