* * *


辰真と約束した場所は会員制のBARの個室。



「私も同席していいんですか?」


「ああ」



この間のブティックに足を運び、深幸を着飾る。




今夜のコーディは俺の選んだ服を着せてみた。



「あれ?深幸…ちゃん??」



辰真の奥様・純名さんが深幸の顔を見て、驚いた。


深幸は純名さんの知り合い?



「…久しぶりです…純名さんに辰真さん」



「おい!?頼の婚約者って…深幸ちゃんなのか?」



「ん、まぁ」


辰真も知ってるのか・・・