「あ、茱良ちゃんはっけーん!」




「る、類君!」




「なんだこいつ。
超弱そう。」




「悪いけど俺ら今から遊びに行くんだよね〜
だからお子ちゃまは砂場にでも行ってましょうね〜」




る、類君!
君は弱そうに見えないからお願いだから砂場になんか行かないで!




「僕は強いよ?
でも痛いのは嫌だから、」




そこまで言ってポケットから携帯を取り出す類君。




何をする気だ。




「あ、伊吹君?
茱良ちゃん見つけたよ。」




え、福原君に電話してるの!?