あ、いかん。
この車の軽い揺れが私を眠りの世界へと誘っている。


限界なのか首までもコクコクしてきた。




「ん?
茱良眠いのか?」




「……うん。」




「いいぞ、寝て。」




「じゃあ、お言葉に甘えて……。」




こうして私は眠りの世界へと行ってしまった。