びっくりした。
頬にキスなんて、初めてだ。
きっと赤いだろう自分の顔を少し冷やして家の中に入った。
「ただいま。」
……あれ?
返事がない。
もしかしてまだ帰って来てないのかな?
そう思いながら着替えるために私は部屋に行った。
カチッと部屋の電気をつければベットに座っている拓海君にびっくりした。
「びっくりした。
どうしたの拓海君、私の部屋なんかにいて。」
「………」
「拓海君?」
どうしたんどろう?
「茱良。」
「ん?
!きゃあっ!
た、拓海君?」
一瞬の出来事だった。
拓海君が私を押し倒したなは。

