「試験お疲れ。 どうだった?」 「え!? 私を待ってたの!? ずっと外で!?」 「うん、そうだけだ?」 バカだ。 こんな真冬に外で私を待っているなんて。 「で、どうだったの?」 「あ!そうだった! 拓海君のおかげで難なく解けたよ。 ありがとう。」 「フフフ、それは良かった。 後は合格を待つだけだね。」 「うん。」