「だから私には授業があるんだって!」




もう二度も言わせないでよ!




「でも茱良ちゃんの学力なら出なくても大丈夫だと思いますよ?

なんせ今日の授業は和泉蘭では既に終わっていると聞きましまたし。」




「……え?
既に終わってるの?」




「はい。」




「じゃあ、茱良ちゃんも行くって事で瑞希には連絡しとくぞ。」




「え、待っ……て……、」




私の話しも聞かずに電話しながら晴弥君はでて行ってしまった。