私がわけのわからない気持ちに浸ってると、呑気な携帯の着信音が鳴った

「♪〜♪〜♪♪〜♪〜…」

先輩は携帯を2つ持っていてそのうちの1つを持って行くのを忘れたようだ

着信音は鳴き止み、メールが届いた

みてはいけない。

わかっているのに手が動く

震えた手でロックを解除する

-------------------------------------------


本当ごめんね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)


夜の約束なしになっちゃった( つ᷄.̯σ̣̥᷅ )

本当ごめんね…

家族会議だって(笑)

凛がいなくなったくらいで騒ぎすぎなんだよねぇ

ほんと会いたかったよおஇ௰இ


♡咲♡

--------------------------------------------
キモい

第一印象はこれだ

そしてショックだ

大好きだった姉からこんな風に思われていただなんて

いつも話を聞いてくれて、優しくて
なんでも譲ってくれて、笑顔を向けてくれていたお姉ちゃん

本当は嫌っていたのだろか

いや、嫌っているのだ

そして私が家にいなくて喜んでいるのだろう

始めて殺意というものが生まれた