「俺が言うこと、繰り返していってね?」

「、、はい」

「私は家に帰りたくない」

「・・わたしは家に帰りたくない」

先輩はこれを録音しているようで

紙に書いて指示をだしてきた

”先輩が好きだから”

「先輩が、好きだから」

”もう二度と会いません”

「もう二度と会いません」

”私は秘密を知っている”

「私は秘密を知っている」

・・だれの・・?


「よし。これ、お前の家族に送るから」

エ・・?

「俺から解放されても、逃げる場所なんてねぇから」

そう、私に冷たく告げた