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「奴らの事だが」


そう話始めるのは我等のリーダー―‥総長の大和さんの声にチームの奴らは手を後ろに回して、次の言葉を待った。

大和さんはソファー中央に、そしてその両サイドに幹部の人達が腰かけている。

相変わらず、格好いい人達だ。

大和さんの右側に座るのは疾風(はやて)さん。

上がり気味の眉毛に反し、垂れ目な目元に泣きぼくろは男から見てもドキリとする。
長めにうねった髪は「パーマかけた」と楽しそうに話してたのは先週の事。

大和さんとは違い、表情豊かな人で少しおちゃらけた行動や言動はチームのいい緩和剤になっていた。


「海に沈めちゃう?ほら、丁度目の前にあるしね」


涼しげな笑いに反して恐ろしい言動をしたのは、疾風さん。

…いい緩和剤的な人だが…そう、たまに冗談か本気か分からない発言は本気でヒヤヒヤする。


「そりゃあーいい」


そう次に発言したのは、大和さんの左側に座っていた雷弥(らいや)さん。