――――…―…―


"恨まないで…例え何があっても"


(嫌だ…)


"闇にのまれないで"


(嫌だ…)


"あんたは真っ直ぐで純粋な子だから"


(違う…!!)


"一人じゃない、私達が例えいなくなっても。
いつか現れるさ、あんたを守ってくれる人が…私達みたいにね"


(違う…いない…!!)


"ケリを付けなければいけない"


(お願いだから…)


"行ってくるよ"


(私も…!)


"いい子で待ってるんだ。じゃあ、また後でね――…"


(待って――…)






『ふふ、はははははは!!!!あいつらはいない!!お前は俺の物だ…!!』







「…!!」


飛び上がるように起き上がると見慣れた部屋だった。

なんてことない、自分の部屋。


小さなため息を付き、夢だったと分かった。

顔に手を当て視界を閉ざしたくなるほど、嫌な夢を見たと実感した。