愛してる

君はいって 私に微笑む

そっと手をのばし髪に触れ
自然な手つきで頬をなぜる

その手に頬をすりよせる
私はまるでエサをねだる卑しい野良猫

あなたが欲しいと
ねだってみせる


体が心があなたを求めて疼いて止まらないから

愛してる

あなたの欺瞞に今日も溺れる


嘘も本当も愛もなにも知らなかった無垢で純情な私が嗤う


あなたはなににもがいているの