あたしが一人で納得していると、 再び腕を引っ張られ……… 「キャッ…!?」 「足動かして。」 う、動かせって…… あたしは悩みながらも、 黒川君の足の動きをまねしてみた。 「…うん、あってるよ。」 …よかった~・・・ ほっ、と胸を撫で下ろす。 「秋おまえ、 そんなこと出来たんだな…… 」 たっちゃんが感心したように呟く。 「これなら姫乃と黒川の舞踏会、 うまくいきそうね♪」