~* キュート姫とイケメン王子 *~






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「姫乃の家って、どこにあるの?」



「えっと……
一応お父さんに確認するね。」




水咲はカバンから携帯を取りだすと、
少し離れた場所へ移動した。




「もしもし、

……うん、そう。

本家の方。」



微かに聞こえる水咲の声。


本家って言葉が聞こえたよーな……?


俺は、さほど気にしなかった。



「大丈夫みたい!

でも、あたしの家遠いから
みんなの家迎いに行く。」





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