~* キュート姫とイケメン王子 *~







「母役と姉役は他に立候補がいないし、
本条と吉澤で決まりな。」



先生の言葉に、
なっちとたっちゃんはガッツポーズをして……



「…達希。」



帰り道……

四人で帰っていると、
黒川君がたっちゃんを呼んだ。



「おまえの女装姿、
想像しただけで吐きそうなんだけど…… 」



「いやいや、
そこは可笑しくて吹き出しそう、でしょ!」



「……あたしは…
黒川君に同感、かな…っ?」



……だって、

想像出来ないもん。



男の子の女装なんて、
間近で見たことないし……