「秋斗が送んのかぁ!?」 「じゃ―ね、李乃ちゃん♪」 「……じゃ、じゃあな、李乃っ」 「うん、ばいばい」 蓮が名前で呼んでくれた。 あたしのこと認めてくれてのかな? なんかうれしい。 倉庫の前で待っていると、秋斗がバイクに乗ってきた。 「え、これ秋斗の?」