「そうかしら?」 ちょっとだけ嬉しそうな彼女に信憑性を出すような話題を出す。 あんまり力強く、大きな事を言うと必死感が出るから あくまでもさりげなく。 「そうですよ、 私の肌にあったスキンケアを有名な美容外科医さんに見繕っていただいているので助かっています。」 興味を持った風の夫人が、背後から突然声を掛けられた。 「それでは、私はこれで。 また、お話願います。」 助かったと内心思いながら、その場を後にする。 夫人の後には続きづらいのだろう、誰も私に近付いてこない。