貪るような深いキス。 性急で、荒々しくて、でも優しい。 そんな癖になりそうな接吻に、理性も何もかも波のようにさらわれそうになった。 膝から下が抜けるような感覚に陥って、崩れ落ちそうになるのを 彼のTシャツを握る手に力が入った。 腰と首の後ろに手が回って、私が逃れる事を咎めるよう。 唇が離れたのは、一時間もあとのことのように思える。