「フォンダンショコラか…
うまそうじゃん♪
今日は午後、朱音が来るからよろしくな」
「えっ!??
朱音ちゃんくるの!?
それならそうと早く言ってよ~。
朱音ちゃんくるなら気合入れて
作らなきゃっっ!!!」
「ごめんごめん。言うの忘れてた(笑
別に気合入れなくてもいつもの調子で
作れば美味いんだから普通でいいよ。
みーなは本当に朱音が好きだな。あはは」
そうなのだ。
朱音ちゃんというのはお兄ちゃんの彼女さんで
ほわほわしてて可愛いんだ。
朱音ちゃんが家にくるときにお菓子を出すと
いつも笑顔で美味しいよと褒めてくれるんだ//
初めはやっぱり朱音ちゃんをお兄ちゃんが連れてきたときはびっくりして固まってしまった。
お兄ちゃんのそばでじーっと見てしまい、
お兄ちゃんに睨むなって言われたんだけど
朱音ちゃんはほわほわの笑顔で話しかけて
くれたんだっ。
そのときにたまたま作ったお菓子をテーブルに
おいてて、私の作ったお菓子を褒めてくれたり
作り方教えてとか言われたりして、仲良くなったんだ♪
