「今日俺夕方あがりだったから、店長にお前の看病しててくれって頼まれたんだよ」 「へ?トラに?」 「心配だから頼むってさ。ったく、私用で従業員使うなっつーの…」 そしてそうぼやいて、こちらへタオルを投げつけた。 「体拭いて着替えろ。俺向こうにいるから」 「…はーい」 言われて気付けば、寝ている間に随分と汗をかいていたらしく私の全身はびっしょりと濡れている。 (…どうりで体が軽いわけだ) これは大分熱下がったな…。 少し怠さの抜けた体でベッドからおり、タオルで汗を拭い着替えた。