「ほら!スタッフ来てるよ!トラも早く仕事!」 「わかってるっての!お前は母ちゃんか!」 「トラがだらしないからでしょ!はいっいってらっしゃい!」 そうせっつくようにバシッと背中を叩く私に、トラは頭をかきながらお店の裏口へと向かう。 「あ、ナツ!」 「?」 「お前もしっかり勉強しろよ!」 「…はーいっ」 そして手を振って別れ、私は学校へと向かい歩き出した。