ー…
「……」
「……」
翌日、土曜日の朝。
いつも通りの食卓には重い空気が漂う。
「……」
昨日の雰囲気を引きずったままの私とトラは、会話を交わすこともなく無言で朝ごはんを食べる。
「…私、今日出かけるから」
「?どこに」
「……」
「昨日の奴と早速デートか?」
「…少し遊びに行くだけ」
「…つ、付き合ったのか?」
「別にそういうのじゃないけど。…トラには関係ないもん」
「っ〜…」
素っ気なく言ってみせ、何かを言いたいような、でも言えないような顔をするトラを残し食事を終え席を立った。
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