あいのうた




「…大、地…?」

「…避けてたのは、あんまり近付かれると歯止めが効かなくなるから」

「…?」

「そりゃそうだろ。今まで一年以上も我慢してじっくり距離詰めてやってきたのに、いきなり抱きつかれたりしてみろ。…そこまで理性ちゃんとしてねーんだよ」



それって、つまり…



「…迷惑じゃ、ないってこと…?」

「…寧ろ、逆」

「……」



照れた顔を見られないように、大地は私の顔を胸元へ押し付ける。