あいのうた




「…だ…大地は?」

「大地?裏庭でゴミ捨てしてるけど」

「わかった、ありがとう」



洸くんとそう少しの会話を終えると、私は裏のスタッフルームから更に奥の小さな裏庭へと向かう。



ーガチャ…

「……」



するとそこには、草の茂る中大きなゴミ袋を縛りまとめるその後ろ姿。



(…すごく、久しぶりに感じる)



トラより細くて、けどすごく大きく感じる背中。

大地の、背中



「……」

「…?洸さーん、ゴミこれで全部…、!夏菜!?」



ドアの音に洸くんが来たのかと勘違いしたらしい大地は、こちらを見て驚いた顔をする。