(…笑顔…) 普段は無愛想で意地悪で、あんまり見せることのない笑顔。 その表情にドキリとしてしまうのは、ただの物珍しさか、それとも (…最近私、大地のこと意識しすぎ) 『夏菜』 だんだんと近づく距離にドキドキとしてしまうのは、単に私が経験不足だから?それとも、大地だから? ーゴロゴロゴロ…ピシャーンッ! 「ひぃっ!!」 その時、突然響いた雷の音に私は手にしていたカップを落としてしまう。 まだ少し中身の入っていたカップは、ガチャンと音を立てて割れた。