ー… その日の夜 久しぶりに、お母さんの夢を見た 幼い頃の会話の記憶 『ナツ。虎太郎と仲良くなれそう?』 『うん!トラのこと好きっ』 『トラ…?何?その呼び方』 『虎太郎だから、トラ!』 『へぇ…いいね、お母さんもそう呼ぼうかな』 『ダメー!トラはわたしだけの呼び方なの!』 『えー?いじわるー』 お母さんは、そう言いながら笑ってた。 大好きな、その笑顔で