あいのうた




詩を亡くした悲しみと、ナツのことの不安。

色んなものが一気に込み上げて、ぐちゃぐちゃになって、一人になった部屋の中詩の手を握って泣いた。





『詩…、詩っ…』





置いていくなよ、何でだよ、

ごめん、止められなくてごめん、

どうしたらいい?ナツと生きていけるかな

詩、詩、詩…





『…トラ』

『…?どうした』

『ジュース。買ってきたからトラも飲もう?』

『……』





そんな時、ナツは笑った。