あいのうた




「けど、まだ店…」

「大丈夫。俺ら三人でどうにでもなるし。回り切らなかったら堂上さんでも呼び出して働かせるし!」

「……」

「今はそれより大事なこと、あるんじゃないですか?」

「…悪い、」



三人に背中を押され、俺は腰元のエプロンを外すと店を出ようとした。その時

ープルルルル…

「…?はい、BLURRYです」



突然鳴った店の電話に、ハルは慣れた様子で出る。



「逢坂、はうちの店長ですけど…」