あいのうた




黙って考えているだけでポロポロとこぼれ出す涙を拭っていると、ガサ…と誰かの近付く足音。



「…おや、珍しいお客さんだ」



見れば、そこにはお寺の住職さんらしき男性がいた。



「よかったら、中でお茶でもいかがですか」

「…?」