「勉強もしろよ。頭悪いんだから」
「してますー、大学入れたからって遊んでばっかりの大地とは違うんですぅー」
「ほう?誰が遊んでるって?」
「いたいいたい!」
「相変わらず仲良しだねぇ」
「どこが!?」
両頬を伸ばすように引っ張る大地に、涙目で声をあげる私。そしてそれを見守るハルくん。
そんな光景のなか、ガチャリと開けられるスタッフルームのドア。
「何店で騒いでんだー…って、ナツ。来てたのか」
「トラ!」
そこから顔を覗かせたのは、厨房用の白い制服に腰には黒いダブリエを巻いた仕事着姿のトラ。
メニュー