「基本的には事務や経理関係の仕事して、けどそのうちお店も手伝えるように調理や接客業も勉強しようかなって」
「へぇー…すごいねぇ」
「まぁまずはちゃんと高校卒業出来るように勉強優先、ってトラにはよく叱られるけど」
あはは、と笑う私に麻紀もふふと笑う。
「楽しそうだね、夏菜」
「?そう?」
「うん。生き生きしてる」
「…浮かれてるかな?」
「そういう意味じゃないけどさ。やりたいことが見つかって、前向きになってるんだなーって」
「……」
自分ではよくわからないものの、麻紀がそう言うのならそう見えている証拠なんだろう。



