ーバタン、 閉じたドアに、スタッフルームには自分一人。 (…ダメ、だな) 何してるんだろう、私。 手伝うとか役立つとか、それ以前に迷惑ばかりかけてる。 あの人も、私なら手出し出来るって思ってやったんだろう。 「…、」 ダメな自分が悔しい気持ちと、手の感触を思い出し涙が出る。 ーガチャ、 「…ナツ、」 「…トラ…」 すると続いて部屋に入ってきたのは、不安げな顔のトラ。