その顔はこちらを見ては一瞬固まり、状況を察したのか男性の襟をぐいっと掴みそのままトイレから連れ出す。
「!?離せっ…客相手にそんな態度して許されると思ってんのか!?」
「じゃあ店員相手になら何しても許されるとでも?」
「!」
そして騒ぐその人をお店のドアから追い出し、席に置かれっぱなしだった荷物を投げ捨てる。
「お帰りくださいお客サマ」
「な…!」
「当店ではそういった行為はご遠慮頂いております。警察に突き出されたくなかったら二度と来るなカス」
「っ…クソ!!」
店員という立場も忘れ睨んで言い放つ大地に、その人は荷物を抱え逃げて行く。



