私が騒ぎ起こして、また大地やトラに迷惑かけたら…。 そう考えるうちにも、手は止まることなく胸元へと触れる。 けど、やだ…気持ち悪いっ… 怖い、やだ… 声に出来ない叫びを喉の奥で殺すと、目からは堪えきれず涙がこぼれた。 ーガチャ、 「おい夏菜、確認するだけなのにどんだけかかってんだ…」 「!」 その時、私の戻りが遅いことに痺れを切らした大地がドアからトイレへと入ってきた。 「…!大地っ…」 「……」