「?大地くんもなっちゃんも店の前で何騒いでるのー?」 「あっハルくん!」 お店前でいがみ合う私と大地に、お店の中から現れたのは今日もウェイター姿が眩しいハルくん。そんな彼に私は駆け寄る。 「トラに頼まれた醤油買ってきたの。はい、これ」 「あっ、ありがとー。明日の配達までもちそうになくて」 「またトラが発注し忘れたんでしょ?」 「うん。店長『多分足りる』が口癖だから」 ニコニコと微笑むハルくんに、私はあははと笑う。