ー… 「いらっしゃいませーっ」 そうしてお店で働き始めて三日目。 みんなの指導の元、短期間でそこそこ動けるようにはなってきたと思う。 ほとんど大地からの嫌味混じりの指導だけど、それでも最初ほどの緊張やミスもなくなってきて、それなりに形にはなってきたかも… 「おい、5番に注文」 「はっはい!」 そんな中、今日は大地と洸くんの二人とディナータイムのホールに立つ私は指示された通り5番の席へと向かう。 その席には男性が一人、座っている。