あいのうた




夜のピークの時間となれば、人の入りは多く慌ただしい。

料理を運んで注文を取って、空いた時間に片付けて…と、日頃見ているより忙しいのだと知る



(大地やみんなはこれに加えてカウンターでドリンクもお酒も作るんだよね…すごい)

あまりの慌ただしさに、初日にして心が折れそうになるものの



「…いつも口だけはうるせーくせに、このぐらいでもう疲れてんのかよ」

「なっ!誰が!まだまだ平気だし!」

「ならこれ運べ」

「はいはい!」



大地のその言葉に心折れる暇もなく、バタバタとお店の中を動き回る。