あいのうた




「何してるの?」

「このお鍋取りたくて…あとちょっとなんだけど、」

「俺が取ろうか?」

「んー、大丈夫…」

「いや、でも…やっぱり俺が取るよ」

「?」

「…スカートの中、見えそう」

「!!」



その一言に私はついバッとスカートを手で押さえた。

その瞬間、グラリと椅子が傾く。



「わっ、」

「あっ…」



ーガシャーンッ!

バランスを失いそのまま椅子から落ちた私の体を、危機一髪ハルくんは受け止めたものの咄嗟のことで支えきれず、私とハルくんはそのまま床へ倒れこんだ。