「で、でもびっくりしたー!大地もあんな風に嘘つくんだね!」 「…あぁ、嘘でもなきゃお前のこと俺の彼女、なんて言わないけど」 「ちょっと!どういう意味!」 「そのまんまの意味」 そう呟いて大地はポン、と私の頭を軽く撫でる。 「……」 不思議、 ついさっきまでちょっと怖くて、不安で…なのに大地がいると安心する。 少し話してるだけで、いつも通りになれる。 …変、なの。 「…ありがと、ね」 小さく呟いた言葉に、少し照れ臭そうな顔をして大地は上着のポケットに手をしまい歩き続ける。